数年前に少しブームになった冷えとり健康法。
女性の不調は冷えを取ることで良くなると聞くけど、不妊にも効果はあるのかという疑問がありますよね。
これに関しては、やはり不妊の原因が冷えからくる血の滞りが原因のこともあるので効果がないとは言い切れません。
特に下半身が冷えると、子宮への血流が悪くなることから子宮内膜がなかなか厚く育たず、受精卵が着床しにくい状況になってしまうこともあります。
不妊の全ての原因が冷えではないですが、やはり少なくとも関係はあります。
私は、実は、冷えとり健康法に携わる仕事をしていたので、半分義務ののような感じで独身時代からゆるゆると冷えとり健康法をやっていました。
ゆるゆるでしたが、私自身、体の変化を目でも体感でもしっかり感じましたし、多くの人の実践内容や体の変化を見聞きしてきました。
そんな経験から、今回は、冷えと不妊の関係と冷えとりについて書いてみたいと思います。
冷えとり健康法と言っていますが、冷えを取るのは決して難しいことではありません。
身近なことから、誰にでもできるものですし、悪いことはないので不妊にかかわらず、頭の片隅にでも温め方を入れておくと良いですよ。
冷えとりって不妊に効果ある?
冷えるとどうなる?
私たちの体に流れる血液は、
でも体が冷えると、
体が冷える=血液も冷えるということで、
血液をサラサラにする薬を飲んで、
病気の源を作り出す冷えをとってあげなければダメなのです。
冷えによる悪影響
血流が悪くなると、新陳代謝が悪くなってしまいます。
代謝が悪くなることにより、体温が下がり、食事をとっても消化が
吸収が悪くなるということは、サプリメントなどをとっていても効きにくかったり…
生殖器に原因がなくても、結果につながらないのは冷えによるものかもしれません。
又、何よりも体温が下がることにより、免疫力が下がってしまうの
免疫が低下すると様々な病気にかかりやすくなり、そこから
体温が1度下がると免疫力は30%〜半分ほど下がってしまうんです。。。恐ろしい。。。
冷えと不妊の関係。冷えとりって不妊に効果ある?
がんやうつ病、不妊は冷えが原因の3大病と言われているほど。
また、妊娠しやすいと言われている体温は36.5度以上。
でもこれって結構女性は下回っていませんか?
私は体を温める意識がなかった頃、35度代も出るほどでかなり下回っていました。
また、上半身はポカポカしてても下半身は冷たい。。。という状況は冷えのぼせをしている可能性があるので、かなり冷えが進行している状況。
そんな体の冷えは、体の中をめぐる血流を悪くしてしまうんですね。
血液の流れが悪くなると血は徐々に汚れていってしまいます。
血液は体内の各臓器に栄養や酸素を届け、老廃物を回収して回っています。
ですが血液が汚れていると血液の働きが悪くなってしまうのですね。
もちろん、血液の流れが滞ることにより、卵巣や卵管、子宮などへの血流が悪くなり、生殖機能も低下してしまうのです。
こう言ったことから、冷えは不妊の原因になる=冷えとりで冷えを取り除いてあげると卵巣や子宮の働きが良くなり子供を授かりやすくなることが考えられます。
冷えとり実践者さんの中でも、妊娠に時間がかかったけど冷えとりをはじめて子供を授かったや、生理周期が整ったなど聞くことがありました。
私自身、ゆるゆるやっていた冷えとりも、不妊治療を始めてからは結構真剣に取り組みました。
特に体外受精の2回目の採卵時には漢方や冷えとり靴下、冷えとりインナー、布ナプキンなどなど、とにかく体を温めて質の良い卵子と子宮内膜をフカフカにする努力をしました。
おかげでその2回目で採卵した卵8個のうちNO.1とNO.2の卵で2人の子供を授かることができました。
とにかく生殖器
に原因がない女性・男性は冷えが不妊の原因となることがあるので、意識的に温めることをお勧めします。
そもそも冷えとりとは?
進藤義晴さんが生み出した冷えとり
耳鼻咽喉科の先生だった進藤義晴さん。
「安く、早く、楽に治すのでなければ患者さんに申し訳ない」
そして、西洋医学と東洋医学を併用し患者さんを見ていたけれど、
『冷えとり』を発見したのはご自身が60歳になる1983年だそ
半身浴は今や誰もが耳にしたことのある入浴法ですが、冷えとりを生み出した進藤さんが考案されたのです。
そこから、
体に備わる自然治癒力は冷えが大敵なので、それを取り除いてあげることで自然と治っていくという。
また、万病の元は冷えにありという考えで、食生活や心の冷えなどにも注
体を温めるということは誰にでもすぐにできるのですが、これがなかなか難しいです^^;
なぜ難しいかというと。。。
それは『続けること』!
やることは簡単でも長く長く続けることって本当に難しい。
なんにしてもそうですよね。でも本当に、昔から言う『
でも体調の整え方として一つ『温めること』を知っておくことはとってもいいですよ。
私は体の不調を感じると毒素排出だー!と思って半身浴したり、足湯を長時間やっています。
するとね、目に見える形でも体からいらないものが排出されやすくなりますし、ズーンと疲れるのですが、その疲れがなんだか心地よく感じるんですよね。
変な力が抜ける感じというか。
なので我が家は、熱が出ている時も無理に下げようとはせず、ウイスルなどと戦いやすいように体を温めています。
冷えとりはどんな病気に効くの?
進藤さんが言うには、
- アトピーやアレルギーの皮膚病
- 不妊症や生理不順
- 婦人科系の病気
- シミ/シワ
- 腰痛
- 鬱や不眠症
- がん
- 認知症
などなど。
本当に?!と思う病気もありますが…
そして、体調が整うと肌ツヤがよくなったり、
確かに私も多くの冷えとり実践者さんとお会いすることがありましたが、肌が綺麗な印象が強いです。
あと、食べる量が減ったと言うのも良く聞きましたね。
冷えと冷え性は違う!冷えって何?
冷えとは?
上半身と下半身に温度差ができてしまった状態を『冷え』と言います。
生きるために必要な臓器はほとんどが上半身に集まっていて、
反対に、内臓が少ない下半身は、体温が低くて冷えています。
冷えがあると、血流が悪くなり、血行不良に。
こうしていろんな器官の機能が鈍り病気の発生につながってしまう
誰もが持つ冷え。
『冷え性』とは、
女性はの下腹部には子宮や卵巣があり、男性よりも悪い血(古血)
自分は大丈夫だと思っていても、
例えば、足が火照る人。
それ以上冷えが進行すると発熱も追いつかなくなり、
足元が冷たく、上半身が熱くなってのぼせた状態を『冷えのぼせ』
体温調整機能の低下。便利が冷えを生む
日本の気候には四季があり、
又、車や電車などの乗り物で運動せずとも快適に移動できたり、
こういった便利な生活が体を冷やすことになってしまっているので
冷えとりは不妊に効果あり!すぐに実践できる最強健康法
冷えはやはり不妊に良くはないですね。
特に女性は体に水分を溜め込みやすいので、その水分は重力により下半身へ集まっていきます。
下半身に水が溜まっているということは、水に浸かっているようなもの。
やはり下半身が冷えると子宮や卵巣に血が回らず働きが低下してしまうことから、冷えによる不妊には下半身を温めることが重要です。
ただ、冷えとりを始めたからすぐに不妊に効くと言うものではなく、どちらかというと漢方に近いので、継続が必要ですね。
足湯や半身浴にかける時間がない場合は、腹巻や冷えとり靴下などのアイテムを取り入れるのもおすすめです。
とにかく下半身を温めて血流アップを心がけてみてださいね。