医療費の支払いが10万円を超えたから
医療費控除をやってみようと思うけど、
いったい何からやればいいの?いつまでに申請すればいいの?
と言う疑問に答え、医療費控除をして還付金受けるための申請方法をご紹介します。
一度やってみたら以外と簡単!と思えますよ。
医療費控除ってどんな制度?どんな費用が控除の対象になるの?と疑問を持った方は、こちらの記事を先に読んでみてくださいね。
医療費控除の確定申告で還付金を受け取れるって聞いたけど、 その他にも医療費控除をするメリットってあるの? どういう治療費が対象で、どんな人が利用できるの? と疑問を持っているあなたのために、 医療費控除を受けるメリットや、 […]
医療費控除の還付金を受け取る流れ
医療費控除の確定申告をする流れ
医療費控除の手続きの大まかな流れは、
- 医療費控除の必要書類準備
- 医療費控除対象の治療費や交通費を計算
- 書類に記入(ネットで入力も可能)
- 書類作成後、最寄りの税務署に提出(ネットでも申請可能)
- 還付金を受け取る
という感じです。
申請から還付金が振り込まれるまでは約1ヶ月です。
申請後、還付金のお知らせがハガキで届き、届くと同時くらいに指定口座に振り込まれます。
お得に還付申告
医療費控除の還付申告は
共働きであったり生計を共にする人が何人かいる場合は、
課税所得が多い人(=収入の多い人)の名義で申告したほうが、
還付金額が増えます。
還付金がいくらになるかシュミレーターでみてから申請書類を作るのがおすすめですよ。
▼簡単シュミレーションはこちら
医療費控除簡易計算(http://www.hahoo.jp/KEISANKI/)
医療費控除の申請時期
医療費控除の申請をする時期は?
医療費控除は、確定申告が行われる時期に行います。
基本的に医療費を支払った翌年の2月16日〜3月15日頃に申請手続きをします。
(初日と最終日が休日の場合は平日まで繰り下げられる)
ただし年末調整をしている一般の会社員など、
還付金がある場合の確定申告は1月の初めから受け付けてもらえます。
申告期限を過ぎた場合
自営業などで払うべき税金がある場合は申告期限をすぎると問題になりますが、
一般の会社員など年末調整をしていて、
還付金を請求するための確定申告なら、
医療費を支払った翌年の1月から5年以内であればいつでも申告可能です。(=過去5年分さかのぼって申告できる)
また、過去分をさかのぼって申告した場合、
住民税も還付金として返納されますが、
できれば忘れないうちに毎年やっておく方が
住民税の毎月の支払いが額が抑えられますしおすすめです。
医療費控除の申請方法
医療費控除の申請に必要なもの
申告書類を作成する前の準備
申告書類を作成する前の準備として、
- 病院ごとに領収書を分ける
- 交通費も病院ごとにまとめて、それぞれかかった金額を出しておく
- 補填された保険金や助成金も全て出しておく
これだけしておくだけで、スムーズに書類を作成できるのでおすすめです。
申告書類の作成方法
申告書類の作成方法は、
- 税務署や国税庁のWEBサイトから必要書類を入手して手書き作成(国税庁WEBサイト)
- 国税庁のWEBサイト「確定申告書等作成コーナー」で作成
する方法があります。
手書きの場合は自分で計算して記入しないといけないのですが、
確定申告書等作成コーナーであれば、
必要項目を入力すると自動で計算や
申告書類の記入をしてくれるので、
確定申告書等作成コーナーでやるのがおすすめです!
パソコンやスマホが苦手な方は、
直接税務署に行って教えてもらいながら作成することも可能なので、
必要書類を持っていきましょう。
申請書類の提出方法
作成した書類の提出方法は3つあります。
- 最寄りの税務署に持参
- 郵送で最寄りの税務署に送る
- e-Taxで申告する
(確定申告書等作成コーナーで作成した申告データをネット送信する方法)
詳しい確定申告の手順は、国税庁のページから
確定申告の詳しい手順(書類の書き方など)は、
国税庁のHPで動画解説やPDFデータでの解説があるので、
そちらを参考に進めてみてくださいね。
国税庁確定申告特集ページ(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/hajimete.htm)
医療費控除の申請方法まとめ
医療費控除をして還付金を受け取るための申請方法や、期間について書いてきました。
医療費控除を受けるには、
普段から領収書などをまとめて保管しておくと
仕分けなどの手間が省けるので作業がよりスムーズに進められます。
確定申告をして還付金の戻りがなかったとしても、
住民税は安くなったりしますので確認してみてくださいね。